やわらか産業共創協会(仮称)|設立構想・共創パートナー募集

やわらか産業共創協会 仮ロゴ案。3つの開いた輪をシャンパンゴールドで表現。
やわらか3D共創コンソーシアムの造形を受け継ぐ、仮ロゴ案。

やわらか産業共創協会(仮称)|設立構想

科学で世界を「やわらか」に。

研究から、産業へ。技術から、暮らしの豊かさへ。

やわらかい物質を理解し、設計し、つくる。その力を、人々の幸福感・安心感・元気につなげたい。企業・研究者・地域が知恵と技術を持ち寄り、新しい商品やサービスを育てる共創の場を構想しています。

新法人の設立に向けて、立ち上げから一緒に取り組む企業・団体の皆さまを募ります。

研究成果を、次の産業につなぐ。

やわらか3D共創コンソーシアムで培ってきた、分野を越えて知恵と技術を持ち寄る取り組み。その理念と経験を生かし、研究・実証・事業化・人材育成が継続してつながる基盤をつくりたいと考えています。既存コンソーシアムの活動を継続しながら、別の組織として協会を並行して育てる構想です。既存コンソーシアムとの関係はこちらをご覧ください。

一つの研究プロジェクトの期間を越えて、企業が挑戦を続けられること。地域の技術や素材が、新しい市場と出会うこと。次の世代が、その挑戦を引き継げること。これらを支える組織として、「やわらか産業共創協会(仮称)」の設立を目指します。

私たちが大切にする「やわらか」は、素材の性質であり、分野の境界を越えて考える姿勢であり、人の暮らしに寄り添う価値観です。


御社の強みから、共創を始めませんか。

以下は、設立に向けて参画企業と具体化したい共創テーマです。まずは関心のあるテーマや、解決したい課題からご相談ください。

01|GASTROVERSE — 食を、新しい体験のメディアへ。

3Dフードプリンティング、食感設計、デジタル技術を、物語・観光・外食・アミューズメントと結びつける。作品の世界を味わう、旅先ならではの食を体験する、一人ひとりに合った食を楽しむ。そのような新しい食体験を共に設計し、日本発のGASTROVERSEプラットフォームづくりを目指します。

想定する共創:食品・外食企業とのメニュー開発、IP・コンテンツ企業との体験企画、観光施設やアミューズメント施設での実証、機器・ソフトウェアの共同検討。

GASTROVERSE|SIP第3期 山形大学プロジェクトを見る →

02|食材の価値を、保存・加工・新商品へ。

低温凍結粉砕による食品素材化を起点に、食材の香りや食感などの特性を生かす加工・調理・商品開発を検討します。農林水産物の新しい用途、地域資源の活用、食品ロス削減につながる可能性を、試作と評価を通して確かめます。

想定する共創:食材・副産物の活用相談、凍結・粉砕・保存工程の検討、食品メーカーや飲食店との試作、消費者による評価、装置・物流技術との連携。

ムーンショット型農林水産研究開発事業の取り組みを見る →

03|評価・標準化 — 共に使える基準を育てる。

新しい素材や技術を広く使えるようにするために、何を測り、どう比較し、どう伝えるかを共に考えます。凍結粉砕食品などの用語・評価方法・品質情報について、現場の知見を持ち寄り、国際標準化への取り組みにつなげることを目指します。

想定する共創:製造・利用現場の課題共有、評価項目や試験方法の検討、比較試験、国際標準化に向けた意見交換。

標準化への関心のみでもご相談いただけます。具体的な参加方法は、関連する研究プロジェクトや標準化活動の体制に応じて調整します。

04|医療・再生医療 — やわらかい材料と4Dプリンティングで、治療の可能性を広げる。

やわらかい材料の設計と、時間や環境に応じた形・機能の変化を設計する4Dプリンティングを通じて、医療への貢献を目指します。特に、再生医療に向けた細胞・組織を支える材料や構造、ロボット手術に関わる柔軟な器具や周辺技術などを共創テーマとして、医療現場の課題と材料・造形技術をつなぎます。

想定する共創:医療者・研究者・企業との課題共有、再生医療用材料・構造の研究開発、手術支援技術の試作、生体との適合性や安全性を踏まえた評価方法の検討。

05|ソフトロボティクス — しなやかに動き、人や環境に関わる。

ゲルや柔軟材料、3D・4Dプリンティングを活用し、しなやかに動く構造や、人・物をやさしく扱うソフトロボティクスの可能性を探ります。材料・構造・駆動・制御をつなぎ、医療・介護、食品の取り扱い、暮らしを支える技術への展開を目指します。将来的には、宇宙での活動を支える用途も視野に入れています。

想定する共創:柔軟なアクチュエータや把持機構の検討、身体を支える機器の試作、利用現場で必要とされる動作・機能の整理、実証・評価。

宇宙での食や暮らしへの展開に関心のある方は、関連する研究の取り組みもご覧ください。
STAR-MEALS|SX-CRANE 山形大学プロジェクトを見る →


出会いを、試作と事業の一歩につなぐ。

  • 共創テーマをつくる:企業の課題やアイデアを持ち寄り、研究者・企業・地域との組み合わせを考えます。
  • 試作し、現場で確かめる:実現可能性を検討し、試作品や体験企画を使った実証・評価につなげます。
  • 共通の知識を育てる:評価方法、標準化、人材育成を通じて、次の挑戦に使える知識を蓄積します。
  • 事業へ育てる:実証で得られた知見を基に、商品・サービス化や国内外への展開を検討します。

協会は、関心や課題を持ち寄る対話の場から、研究・実証・事業化に取り組む大学や企業などへつなぐ役割を目指します。これらは活動の構想であり、個別の共同研究、設備利用、知的財産、費用負担などの条件は、実際に取り組みを担う主体を明確にしたうえで、案件ごとに関係者と協議します。

知を社会に還し、次の世代へつなぐ。

研究から生まれた知識や技術を、人々の暮らしと社会に役立てる。その責任を、活動の中心に置きます。

  • 人の豊かさを起点にする:おいしさ、楽しさ、安心感、使いやすさなど、使う人にとっての価値を大切にします。
  • 互いの強みを尊重する:企業・研究者・地域が、それぞれの知見や技術を尊重し、対話を通じて共創を進めます。
  • 挑戦が続く仕組みをつくる:研究成果と経験を人材育成につなげ、次の世代が新しい挑戦を始められる場を育てます。

既存コンソーシアムとの関係

「やわらか産業共創協会(仮称)」は、既存の「やわらか3D共創コンソーシアム」の活動を継続しながら、別の組織として並行して育てていく構想です。コンソーシアムの名称変更や、協会への統合・移行を予定するものではありません。

これまでの共創活動で培った理念や経験を活かし、協会では、大学・企業・分野・国を横断する交流や人材育成、共通課題の検討など、継続的な共創の場づくりを目指します。両者の具体的な連携のあり方は、関係者との対話を通じて検討していきます。

既存コンソーシアムへの参加が、そのまま新協会への入会や会費負担につながることはありません。協会への参加は、設立・運営方針をご案内したうえで、改めてご判断いただく予定です。

本ページの仮ロゴは、コンソーシアムの造形を手がかりに、共創の理念のつながりを表現したものです。組織の統合・移行を示すものではありません。

やわらか3D共創コンソーシアムの活動を見る →

このページで紹介する研究プロジェクトや既存の連携実績は、新法人構想の背景を示すものです。各機関・企業の新法人への参画が決定したことを示すものではありません。SWELの研究・教育や現在の研究プロジェクト、共同研究は、それぞれの体制のもとで継続し、新法人への移管を前提としていません。

立ち上げから、一緒につくりませんか。

「自社の素材を生かしたい」「新しい食体験をつくりたい」「再生医療やロボット手術に技術を役立てたい」「ソフトロボティクスの用途を広げたい」「標準化に関心がある」。企業・医療機関・研究機関・地域の皆さまとの対話から、活動を具体化していきます。

共創のご相談、設立に関する情報提供・説明のご希望は、下記よりお知らせください。

ご連絡先:swel@gp.yz.yamagata-u.ac.jp(SWEL問い合わせ窓口)

会社・団体名/お名前/関心のあるテーマ/持ち寄れる技術・素材・場や解決したい課題/説明の案内希望、を可能な範囲でお書き添えください。初回のご連絡は、公開可能な内容でお願いいたします。

このご連絡は正式な入会申込みではありません。会員制度や参加条件が具体化した段階で、改めてご案内する予定です。

構想について

呼びかけ人:古川 英光
山形大学 ソフト&ウェットマター工学研究室(SWEL)

本ページは、古川英光による新法人の設立構想をご案内するものです。一般社団法人としての設立を目指しており、名称・ロゴ・活動内容・運営体制・会員制度・設立時期は検討中です。大学の公式な法人設立発表ではありません。

2026年10月10日(土) 設立構想を発表