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YAMAGATA UNIVERSITY · SIP PHASE 3
GASTROVERSE|美食超空間
デジタルで描く食を、実際に味わう体験へ。
食感解析AIと3Dフードプリンティングで、一人ひとりの「食べたい」をかなえる未来を目指します。
山形大学ソフト&ウェットマター工学研究室(SWEL)は、SIP第3期の研究開発を通じて、デジタル空間での食の設計と、現実の食材・食感・食体験をつなぐ技術とサービスを探究しています。このページでは、山形大学が進めるSIP3研究と、その社会実装に向けた「GASTROVERSE(美食超空間)」の取り組みを紹介します。
目指す未来 · 研究の柱 · 国際展開 · プロジェクト概要 · お問い合わせ
食べる喜びを、もっと自由に。
年齢や身体の状態によって食べられるものが変わっても、好きな料理を選び、誰かと食卓を囲む楽しさを大切にしたい。私たちは、介護食の研究を起点に、食感や形状を設計し、一人ひとりに合った食を提供するための研究を進めています。
GASTROVERSEは、食・デジタル・身体・文化が交わる食体験の構想です。仮想空間と現実空間をつなぐ「インターバース」の考え方を、実際に食べられる料理や没入型の食体験へ展開し、新しいサービスと経済価値の創出を目指します。
研究の柱
01|食感を解析する
食品の力学的な性質と、人が感じる食感を結びつける食感解析AIを研究しています。感覚的に語られてきた食感を、設計や比較に活用できる情報へとつなげます。
02|食をかたちにする
3Dフードプリンティングによって、材料の配置や形状を制御し、食感と見た目を設計する技術を開発しています。AIRCOOKを活用し、デジタルな設計を食べられるかたちへ変える可能性を探ります。
03|体験をつなぐ
実際の料理に、映像・音・空間演出などを組み合わせる食体験を探究します。介護や日常の食卓から、レストラン、展示、アミューズメントまで、食を通じた新しい体験価値を検討しています。
04|社会で使える仕組みへ
技術開発と並行して、倫理的・法的・社会的課題(ELSI)を検討します。食の安全、個人に関わる情報の扱い、利用しやすさ、提供する側の運用を考え、社会実装につなげます。
GASTROVERSEの国際展開
料理人、デザイナー、研究者、企業などとの対話を通じて、食文化と先端技術を結ぶ体験づくりを進めています。2026年秋の欧州での紹介では、食感解析AI、3Dフードプリンティング、植物性食材を組み合わせた研究を伝え、国際連携の可能性を探ります。
| 2026年9月29日(予定) | オランダ・Space ExpoでのGASTROVERSE紹介 |
| 2026年10月1日(予定) | ハンガリー・ブダペストでのGASTROVERSE紹介 |
プロジェクト概要
| プログラム | 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期 |
| 課題 | バーチャルエコノミー拡大に向けた基盤技術・ルールの整備 |
| 正式な研究開発テーマ | 食感解析AIと3Dプリンターによるインターバースを活用した革新的な介護食の研究とELSI視点からみた課題抽出 |
| 実施機関 | 国立大学法人山形大学 |
| 実施テーマ代表 | 古川 英光|山形大学 卓越研究教授 |
| 実施期間 | 2023年度〜2027年度 |
本ページは、山形大学SWELが運営する研究テーマの紹介サイトです。プログラム全体の情報は、SIP第3期 バーチャルエコノミー公式サイト(NEDO)および実施体制・採択テーマ一覧をご覧ください。
関連プロジェクト
宇宙でおいしく豊かに暮らすための研究は、JAXA宇宙戦略基金の別プロジェクト「STAR-MEALS」で進めています。GASTROVERSEでは食体験とその社会・経済的価値を探究し、関連研究との対話を通じて、地上と宇宙の食の未来を広く考えます。
研究・共創に関するお問い合わせ
共同研究、実証、展示、国際連携についてのお問い合わせをお待ちしています。
山形大学 ソフト&ウェットマター工学研究室(SWEL)
研究代表:古川 英光
〒992-8510 山形県米沢市城南4-3-16
E-mail:swel@gp.yz.yamagata-u.ac.jp
