当研究室の井桁幹人さん(山形大学大学院理工学研究科・修士2年)が取り組む「食べられるロボット」の研究が、日刊工業新聞社のニュースサイト「ニュースイッチ」で紹介されました。
グミでできた車体に、クッキーのタイヤ。お菓子のような見た目で実際に走る可食車「VEATLES」は、食とロボットを組み合わせ、新しい食体験を生み出すことを目指した研究です。

グミとクッキーでつくる、動く食べ物
井桁さんは、小川純先生、古川英光教授とともに、3Dフードプリンティング技術を活用した可食車「VEATLES」の開発に取り組んでいます。「Vehicle(乗り物)」と「Eat(食べる)」の概念を融合させた、操舵可能な前輪駆動の試作車です。
タイヤは米粉を使ったクッキー生地を3Dフードプリンターで造形し、焼成して作製します。車体には、型に流し込んで固めたグミを使用しています。食品をロボットの構成部品として使うことで、形や食感に加えて「動き」も取り入れた食の楽しみ方を探っています。
現在の試作機では、モーターや制御装置、台車などに非可食部品を使用しています。構成部品をどこまで可食材料に置き換えられるか、また非可食の動力部を簡単に取り外せる仕組みをどう実現するかが、今後の研究課題です。

井桁幹人さんのコメント
食べられるロボットという私たちの取り組みを多くの方に知っていただき、興味を持っていただけたことを大変嬉しく思っています。今後の研究活動の大きなモチベーションにもなっています。
卒業に向けては、ロボットの構成部品を可食材料でどこまで置き換えられるかという完全可食化に挑戦しようと思っています。また、現状は非可食であるモーターなどの動力部についても、食事としての利便性や衛生面を考慮し、簡易的に着脱できる機構の開発を進める予定です。
今後も食とロボットが融合する新しい体験の創出を目指し、研究に邁進していきます。
井桁 幹人
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ニュースイッチ(日刊工業新聞社)
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食べ物が動くことで、食卓にどのような驚きや楽しさが生まれるのか。当研究室では、食とロボティクスが出会う新しい可能性を、学生とともに探求していきます。
