旧大学サイト|研究室・研究紹介

アーカイブ目次へ

旧大学サイトに掲載されていた当時の記録です.原文を保存しており,現在の所属・募集・連絡先等とは異なる場合があります.

このページの目次

SWELについて

元ページの日付:2016-04-05T02:59:28Z / 保存記録:2022年10月7日

[外部の地図・動画・埋め込み資料を開く]

「機械・高分子・ソフトマター 高強度ゲルと3Dゲルプリンターで創る新しいモノづくり」
古川 ヒデミツ(英光):Yamagata University Research Overview

ソフト&ウェットマター工学研究室(SWEL)の紹介

[画像未復元:swelman.jpg] 保存記録を確認

ようこそ!私たちは山形大学工学部ソフト&ウェットマター工学研究室SWEL(古川 ヒデミツ×川上 勝×小川 純×アジット コースラ×シビル エムディ ナヒン イスラム×渡邉 洋輔の6人の博士を擁する融合領域研究グループ)です。

SWEL(読み方は「スウェル」)では、ゲルと呼ばれる柔軟物質(ソフトマター)を研究しています。ゲルとは、網目状の高分子が溶媒を吸収し膨潤しているソフトマターで、ウェットなことに特徴があります。

SWELは教育機関や企業などと幅広く連携した新産業創出と、次世代のものづくりを支える若手の人材育成を展開するために、3Dプリンタをはじめとする次世代ものづくり機器が設置されたグローカル・メイカーズ・プラットフォーム(GMP)を整備しています。

そして、これらの研究開発の結果を社会で実際に使えることを確認する社会実装にも注力しています。米沢の商工会議所や飲食店の方と共同で新しい食品の開発を目指す「米沢いただきます研究会」、市民や観光客が3Dプリンターを使ったものづくりを楽しむことができる「駅ファブ」、廃校利用の地域創生事業熱中小学校に設置した「理科ファブ」の運営など、様々な活動を進めてきました。

SWELは2017年11月に大学発ベンチャー「株式会社ディライトマター」( http://d-lightmatter.com/ )を設立しました。また、2018年4月に「やわらか3D共創コンソーシアム」( https://soft3d-c.jp/ )を設立し、古川が会長、川上が最高技術リーダー、小川が技術リーダーを務めており、食品・医療・ゲルの3D/4Dプリンティング、やわらかモビリティ、ソフトマターロボティクスの社会実装を狙う取り組みを加速しています。

私たちSWELは先端ソフト&ウェット材料における高分子科学×機械工学を探究する新分野—ゲルメカニクス、ゲルフォトニクス、ゲルロボティクス—の開拓を目指しています!

※ SWELでは、外部からの大学院受験を歓迎いたします。修士課程・博士課程ともに社会人学生も在籍しています。いつでもお問い合わせください。
(参考1)博士後期課程に進学して良かったと思うこと
(参考2)SWELで博士を取るとこんなにいいことあるよ!

研究室代表の紹介

[画像未復元:660009c4572a456abaf904ca3c46ea73-300×300.jpg] 保存記録を確認

古川ヒデミツ|Hidemitsu Furukawa

1968年東京生まれ。1987年に東京都立小山台高等学校卒業、1991年に埼玉大学理学部物理学科卒業、1996年に東工大学物理学専攻博士課程修了、博士(理学)。東工大助手、農工大助手、北大准教授を経て、2009年山形大学准教授に着任し、ソフト&ウェットマター工学研究室(SWEL)を立ち上げ、12年に同教授に昇任、現在に至る。

13年6月にライフ・3Dプリンタ創成センター(LPIC)を設立しセンター長となり、3Dプリンター研究の展開を開始 。14年1月にやまがたメイカーズネットワーク(YMN)に発起人に加わり同理事。14年2月に米沢いただきます研究会を発足、同代表。14年8月には米沢駅2Fに駅ファブを設置、同運営代表 。15年9月に高分子学会から高分子未来塾Websiteを公開し初代塾長に。

現在は3Dプリンター産業創出を狙い、16年11月に株式会社ディライトマターを設立、高分子ゲルの3Dプリンティング技術を強化する特別技術アドバイザーに就任した。 17年3月にはソフトマターロボティクスコンソーシアムを立ち上げ、3Dプリンター活用による柔軟物質ロボット技術の開発を目指している。2018年4月には「やわらか3D共創コンソーシアム」を設立し、会長に就任し、ソフトマターの3D技術の社会実装に取り組んでいる。

主な研究分野 ~機械工学分野、材料化学分野、物理学分野、科学教育・教育工学分野~
  1. 3Dゲルプリンターによるゲルの自由造形技術や低摩擦ゲルのコーティング法などを活用した、高強度・低摩擦ゲルの機械要素・ロボティクス・バイオメディカル分野への適用
  2. 相互架橋網目(ICN)ゲル、形状記憶ゲル(SMG)、イオン液体ゲルの合成など、新規の機能性ゲルの開発
  3. ゲルに特化した測定装置開発、ゲルシール材の摩擦挙動評価装置、ゲル-ガラス間の摩擦界面観察装置、ゲルのレオロジー分析装置
  4. 走査型顕微光散乱(SMILS)による微細構造解析法を活用した、高分子材料の内部構造の解析
  5. 高強度・低摩擦ゲルや機能性ゲルの力学物性や形状記憶、自己修復、摩擦、接着機構に関する研究、ゲルの変形や摩擦における速度や荷重、温度の影響の調査、表面加工による摩擦低減、電場の影響による摩擦制御など、ゲルの摩擦設計、シミュレーションによる解析、ゲルの電気化学、センサー・デバイスの開発
  6. 原子間力顕微鏡(AFM)技術を用いた単一高分子鎖の伸長実験、生体由来高分子の力-伸長曲線による分子構造・力学特性などの解析、ゲル表面における摩擦・摩耗状態などの解析
  7. 3D食品プリンター技術の開発、3D食品用の材料開発やそのテクスチャー測定、造形技術の確立
  8. 最先端の3Dデジタルものづくり技術の拠点であるGMP(グローカル・メイカーズ・プラットホーム)、川上モデル(分子・臓器モデル)をはじめとする3Dプリンティング技術の応用研究。地産食材、木材などの高付加価値活用と人材育成
主な所属学会(役職)

日本機械学会(フェロー)、日本工学アカデミー(若手部会委員)、高分子学会(理事)、日本眼光学学会(常任理事)、日本物理学会、日本化学会、日本ゴム協会、日本レオロジー学会、セルロース学会、日本トライボロジー学会、日本バイオレオロジー学会、先端錯体工学研究会、日本ロボット学会、米国機械学会(ASME)、米国電気化学会(ECS)、国際光工学会(SPIE)、米国化学会(ACS)

代表的な学会活動等
  • 高分子学会 高分子ゲル研究会(2016-2017年)委員長
  • 高分子学会  アウトリーチウェブサイト「高分子未来塾」を設立(2015年)、塾長に就任
  • 日本機械学会 機械材料・材料加工部門 年次大会(2018年)実行委員長
  • 米国SPIE Smart Structures/NDE会議 3D Printing Demonstration Session(2017,2018年)Chair
  • 米国電気化学会 第1-2回4D Materials and Systems国際会議(2018, 2020年)共同実行委員長
  • 米国SXSWインタラクティブ部門Trade Show出展「SUSHI TELEPORTATION」(2018年)、「SUSHI SINGURALITY」(2019年)“食”のデータ転送プロジェクトOPENMEALS 共同発起人
  • 第14-15回日米先端工学シンポジウム(JAFOE) (2018, 2021年)日本側運営委員長
  • Conference on 4D and Functional Fabrication 2020(4DFF2020) 大会実行委員長 
  • 日本眼光学学会 第59回総会(2023年9月山形開催)実行委員長(予定)
代表的な業績

[1] 走査型顕微光散乱法の確立に取り組み、ゲル専用の構造解析装置の製品化に成功(Phys. Rev. E 68, 031406-1-14 (2003)

[2] 微粒子インクからの高強度ゲル製法を発見し、産学連携で世界最先端の3Dゲルプリンターを開発、大学発ベンチャーを設立(Polym. Chem. 2, 575-580 (2011)

[3] ソフトマターロボティクスを提唱し、ゲルの4Dプリンティングにより概念実証、ゲルクラゲを商品化、ゲルハチ公ロボットを開発(Adv. Mater. Technol. 4, 1900071-1-10 (2019)

主な受賞
  • 受賞名:COE「ナノ未来材料」(東京農工大学), 平成15年度 YR-IIの部, 優秀成果賞 (2004年3月6日)
    内容:農工大COEで、若手研究者(助手)として「光応答性のゲルアクチュエーター」を開発したことが評価された。
    授与団体:東京農工大学COEナノ未来材料
  • 受賞名:M&M 若手研究者のための国際シンポジウム平成22年度 材料力学部門 優秀講演表彰 ,(一社)日本機械学会, (2010年9月6日)
    内容:カルフォルニア工科大学で開催された日本機械学会M&M部門の表記シンポジウムで、ダブルネットワークゲルの高強度化メカニズムの解明研究について優れた発表をしたことが評価された。
    授与団体:日本機械学会 材料力学部門
  • 受賞名:平成22年度 科学計測振興会賞 ,(財)科学計測振興会, (2010年12月1日)
    内容:走査型顕微光散乱装置を開発したことが評価された。
    授与団体:東北大学内  (財)科学計測振興会
  • 受賞名:ナイスステップな研究者2013,文部科学省 科学技術・学術政策研究所, (2013年12月20日)
    内容:「産学連携で世界最先端のゲル材3Dプリンタの開発」が評価された。下記写真の後列右から2番目が古川。
    授与団体:文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)

[画像未復元:5afbf5f3836095b0785f684b1ec78031-300×225.jpg] 保存記録を確認

  • 受賞名:山形大学 優秀教育者賞 (2014年12月)
    内容:山形大学の教育に対する多大なる貢献が評価された。
    授与団体:山形大学
  • 受賞名:2015年度日本機械学会 機械材料・材料加工部門 部門賞(業績賞),(一社)日本機械学会, (2016年5月)
    内容:機械材料・材料加工分野への業績について評価された。
    授与団体:日本機械学会 機械材料・材料加工部門
  • 受賞名:Best Speakers Award 2016 日米先端工学(JAFOE)シンポジウム事後報告会, (2017年1月18日)
    内容: 標記シンポジウムJAFOE 2016におけるプレゼンに関して日米の参加者全員の投票で評価された。
    授与団体:日本工学アカデミー(EAJ)
  • 受賞名:山形大学 研究推進報奨者表彰 (2012年~2021年)
    内容:外部予算獲得が評価された。11回連続表彰。
    授与団体:山形大学

https://twitter.com/gelmitsu

旧URL:http://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/aboutInternet Archiveの保存記録


SWELの研究(/wp/swelresearch)

元ページの日付:2016-05-12T07:21:46Z / 保存記録:2022年10月7日

”ゲル”

dngels

3dgelprinting

ゼリー、こんにゃく、ソフトコンタクトレンズ、おむつの中に入っている吸水性ポリマーは、ゲルと呼ばれる材料でできています。これらに共通することは、「柔らかい」、「水を含む」といった特徴を持ってる、つまり、ソフトでウェットな材料なのです。

 ゲルは、たとえば食品科学、医薬学、生物学など幅広い分野にまたがって研究されている、高機能材料です。ゲルの持つ特徴的な性質である保水性、薬品保持能、徐放性などを生かして、様々なゲル商品が使われています。

 近年、高強度ゲルと呼ばれる、ゴムのように嚙みきれない、ハンマーで叩いても壊れないゲルが日本で次々に開発されました。強度が向上したことによって、機械材料としての応用も考えられるようになりました。

 私たちの研究室は、ゲルを材料として扱い、3Dプリント技術開発やゲルアプリケーション開発(ゲルロボティクス)、内部構造解析(ゲルフォトニクス)、力学物性研究(ゲルメカニクス)を行う、ゲル研究のパイオニアです。

”3Dプリンティング”

近年3Dプリンタという言葉をよく耳にするようになりました。みなさんは積層造形法(Additive Manufacturing)という言葉を聞いたことがありますか?削るのではなく、型を使うのではなく、1層1層材料を積み重ねて物を作ります。これが3Dプリンタです。

年々、3Dプリンタの造形精度は向上し、造形できる材料の幅も広がっていて、3Dプリンティングは製造業を中心に医療、教育など幅広い分野で普及してきています。

また、低価格3Dプリンタも販売されるようになり、個人でものづくりができる環境が整いつつあります。3Dプリンタなどを使ったデジタルなものづくりは、デジタルファブリケーションと呼ばれています。

私たちの研究室は、3Dプリンタを使って、研究教育用アプリケーション開発、ゲル研究に合わせたパーツの作成、さらにはデジタルファブリケーションの社会実装を行っています。

kawakamimodel2

ekifabu

旧URL:http://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/swelresearchInternet Archiveの保存記録


3Dゲルプリンティング

元ページの日付:2016-05-12T08:25:40Z / 保存記録:2021年9月17日

3dgelprinter

3dgelprintings

高強度ゲルの登場はゲルの材料としての応用可能性を広げました。しかしながら、ゲルを切ったり、削ったりして自由な形に加工することは困難です。そこで様々なゲルデバイスの造形できる3Dゲルプリンタ(Soft and Wet Intelligent Matter -Easy Realizer, SWIM-ER)が開発されました。

SWIM-ERはレーザーと光ファイバを駆使したゲルの三次元光造形システムです。 光でゲル化するゲル溶液中に、レーザー光を光ファイバを通して局所的に照射することで、短時間で自由造形することが可能です。コンピュータ制御により光ファイバはXYZ軸へ自在に動くので、複雑な空洞構造が高精度で造形できます。ゲル溶液を変えることによって高強度ゲル、形状記憶ゲルなど様々なゲルを造形することができます。

3Dゲルプリンタが開発されたことによって、ゲルの応用可能性は広がります。SWIM-ERは人工血管やアクチュエータなどの医療材料、機能性ゲルを用いたSoft and Wetなインテリジェントマテリアル(SWIM)製造への応用が期待されています。

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/3d-gel-printingInternet Archiveの保存記録


ゲルの内部構造解析”SMILS”

元ページの日付:2016-05-12T08:27:41Z / 保存記録:2021年9月17日

gelstructure

smilsabstract

smils

ゲルは高分子といわれる長い分子が連結する(架橋)ことでジャングルジムのような三次元の網目構造をとっています。しかし、ゲルはその不均一性や特徴的な振る舞いから従来の動的光散乱装置での測定は困難です。走査型顕微光散乱(Scanning Microscopic Light Scattering、略称SMILS)はこの網目構造(網目サイズζ)を非破壊・非侵襲で測定することが出来ます。

SMILSはレーザー照射位置を連続的に走査し、多数の点から得た散乱光の情報を適切な統計処理を行うことで、ゲルのような不均一な試料でもナノメートルサイズの網目構造情報を得ることが出来ます。網目サイズの分布関数も得られるため、そのゲルの不均一性も知ることが出来ます。また、SMILSはゲルだけではなく、食品、生体高分子、コロイド溶液など様々な物の評価が可能です。SMILSを用いた解析によりゲルだけではなく、ソフトマターの更なる性能向上が期待されます。SMILSによって以下の情報を得ることができます。

  • 網目同士を結ぶ橋掛け点(架橋点)の疎密に関する情報
  • 橋掛けの不完全性や欠陥に関する情報
  • ゲルの網目構造の不均一性に関する情報(き裂、空げき、濃淡、異物、白濁など)

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/smils-2Internet Archiveの保存記録


ハイドロゲル

元ページの日付:2016-05-12T08:28:15Z / 保存記録:2021年9月17日

icngel

相互架橋網目構造(Inter-Crosslinking Network structure, ICN)ゲル

ゲルは高分子が架橋されて、ジャングルジムのような3次元の網目構造をとっています。しかし網目構造は不均一で、機械強度が低いために材料として用いるのは難しいと考えられてきました。2001年以降、ゲルの架橋方法や構造を工夫することによって、機械強度が劇的に改善されています。

ICNゲルは複数の高分子が相互架橋することによって3次元の網目を形成しています。相互架橋剤は異種の高分子とそれぞれ架橋しており、同種の高分子の間では架橋しません。これらの高分子の種類を変えることによって、ゲルの特性を変えることができます。例えば、剛直な高分子と柔軟な高分子をそれぞれ架橋した場合、高延性を示すゲルが合成できることを確認しています。

 

形状記憶ゲル(Shape Memory Gels, SMG)

形状記憶ゲルとは、室温で変形後その形状を保ち、温度を上げると元の形状に戻る機能を持ちます。これはゲルのネットワークに組み込まれた結晶性モノマーによる効果です。従来の形状記憶ゲルは不透明であり、割れやすく脆弱なものでした。

そこで、私たちの研究室では、ユニークな合成法を用いることで、内部が均一な、透明の形状記憶ゲルの開発に成功しました。さらに、合成に使用する成分の比率を変えることで、ゲルの屈折率や含水率を制御できます。また、温度によって透明、不透明を切り替えることも可能になりました。

現在、白内障手術で使われる眼内レンズに、この透明形状記憶ゲルを用いる研究が進んでいます。今後、透明形状記憶ゲルの医療への応用がますます期待されています。

 


SMG

 

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/hydrogelsInternet Archiveの保存記録


分子・臓器模型(川上モデル)

元ページの日付:2016-05-12T08:28:48Z / 保存記録:2021年9月17日

kawakamimodel2

[画像未復元:kawakamimodel3-300×197.jpg] 保存記録を確認

私たちの体の働きを担う分子はタンパク質です。タンパク質はアミノ酸が数珠状につながった一本の「ヒモ」状分子で、これが巧妙に折りたたまれた構造をとっています。その機能を理解するためにはタンパク質の構造を正確に理解することが重要です。しかし、タンパク質は複雑な形をとっているので、その構造を「立体的に、直観的に」把握することは困難です。

川上モデルはカラー3Dプリント技術を応用し、タンパク質の骨格構造を透明なシリコーン樹脂で覆った分子模型です。骨格構造とは、この分子の立体配置を表します。一方、結合する相手を認識したり、会合したりといった分子の働きに最も重要なものは「分子表面の形」であり、この形状を透明なシリコーン樹脂で正確に形成しています。

川上モデルは柔らかく丈夫なシリコーン樹脂でできているため、タンパク質模型を変形させて表面の「くぼみ」に薬剤分子模型をはめこんだり、模型同士の組み合わせで複合体をつくるといったことが容易になります。これまでPC上で仮想的に行っていたシミュレーションを「柔らかい」立体的な模型で行うことにより教育や研究の現場での教材、ディスカッションツールとして活用されることが期待されます。分子模型だけでなく臓器の模型に応用することも可能で、さらに、より生体に近い材料(ゲル)を使った新規モデルの開発にも取り組んでいます。

 

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/kawakami-modelInternet Archiveの保存記録


GMP(グローカルメイカーズプラットホーム)

元ページの日付:2016-05-12T08:29:03Z / 保存記録:2021年9月17日

ようこそ!GMPは、私たち−山形大学工学部ソフト&ウェットマター工学研究室−が行っている活動の一つです。

GMPとは、Glocal Makers Plathomeの頭文字をとっています。Glocalという単語は、みなさん見たことなく、違和感を感じることと思います。この単語には、「3Dプリンタをはじめとするレーザーカッター、3Dスキャナーなどの次世代モノづくり機器を置いている場所を拠点に、世界(Global)と地域(Local)から人々が集まり、多種多様なアイデアを形にし、モノづくりに活かしていく」という意味が込められています。

[画像未復元:gmphp-300×194.png] 保存記録を確認

[画像未復元:gmpobject-300×225.jpg] 保存記録を確認

GMPでは、大学内の多くの研究室や全国または地元の企業とのコラボレーションを通して、新しいモノづくりの方法でアイデアを形にしています。

また、市民や観光客が3Dプリンタを使ったものづくりを楽しむことができる「駅ファブ」、「理科ファブ」などを運営しており、次世代モノづくり機器への触れ合いを増やしています。

あなたもアイデアを形にし、モノづくりを楽しみましょう!!

[画像未復元:f96d9b4281f6d16b3c7589aed5a17be5-212×300.png] 保存記録を確認

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/gmpInternet Archiveの保存記録


イオンゲル

元ページの日付:2016-05-12T08:30:04Z / 保存記録:2021年9月17日

最近、山形大学SWELの古川英光と、大阪大学の細田耕教授らは、シリコーン樹脂の内部にイオンゲルを内蔵することにより、ソフトセンサーを共同開発した。(“Very Wide Sensing Range and Hysteresis Behaviors of Tactile Sensor Developed by Embedding Soft Ionic Gels in Soft Silicone Elastomers”, Yuta Hara, Kazunari Yoshida, Ajit Khosla, Masaru Kawakami, Koh Hosoda, and Hidemitsu Furukawa. 2020 ECS J. Solid State Sci. Technol. 9 061024)

 

ソフトセンサーの開発により、新たなロボティクス市場の開拓が期待される。

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/ionic-gelsInternet Archiveの保存記録


ゲルの摩擦

元ページの日付:2016-05-12T08:30:31Z / 保存記録:2021年9月17日

準備中

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/gels-frictionInternet Archiveの保存記録


3Dフードプリンティング

元ページの日付:2016-05-12T08:31:04Z / 保存記録:2022年10月19日

 

SWELではフードプリンターの開発を進めています。特に、スクリュー式の3Dフードプリンターを独自に開発しています。

 

 

 

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/3d-food-printingInternet Archiveの保存記録


SWELの研究(/wp/research)

元ページの日付:2016-05-13T02:03:29Z / 保存記録:2021年9月17日

”ゲル”

dngels

3dgelprinting

ゼリー、こんにゃく、ソフトコンタクトレンズ、おむつの中に入っている吸水性ポリマーは、ゲルと呼ばれる材料でできています。これらに共通することは、「柔らかい」、「水を含む」といった特徴を持っている、つまり、ソフトでウェットな材料なのです。

ゲルは、たとえば食品科学、医薬学、生物学など幅広い分野にまたがって研究されている、高機能材料です。ゲルの持つ特徴的な性質である保水性、薬品保持能、徐放性などを生かして、様々なゲル商品が使われています。

近年、高強度ゲルと呼ばれる、ゴムのように嚙みきれない、ハンマーで叩いても壊れないゲルが日本で次々に開発されました。強度が向上したことによって、機械材料としての応用も考えられるようになりました。

私たちの研究室は、ゲルを材料として扱い、3Dプリント技術開発やゲルアプリケーション開発(ゲルロボティクス)、内部構造解析(ゲルフォトニクス)、力学物性研究(ゲルメカニクス)を行う、ゲル研究のパイオニアです。

”3Dプリンティング”

近年3Dプリンタという言葉をよく耳にするようになりました。みなさんは積層造形法(Additive Manufacturing)という言葉を聞いたことがありますか?削るのではなく、型を使うのではなく、1層1層材料を積み重ねて物を作ります。これが3Dプリンタです。

年々、3Dプリンタの造形精度は向上し、造形できる材料の幅も広がっていて、3Dプリンティングは製造業を中心に医療、教育など幅広い分野で普及してきています。

また、低価格3Dプリンタも販売されるようになり、個人でものづくりができる環境が整いつつあります。3Dプリンタなどを使ったデジタルなものづくりは、デジタルファブリケーションと呼ばれています。

私たちの研究室は、3Dプリンタを使って、研究教育用アプリケーション開発、ゲル研究に合わせたパーツの作成、さらにはデジタルファブリケーションの社会実装を行っています。

kawakamimodel2

ekifabu

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/researchInternet Archiveの保存記録


単一分子の力学

元ページの日付:2016-05-13T02:26:29Z / 保存記録:2022年10月7日

 

生体現象の解明には生体高分子、特にタンパク質の機能についての理解が必須です。従来、タンパク質の構造解析はよく行われてきましたが、それによって得られる情報は静的なものでした。実際にタンパク質が機能するときには動的(ダイナミック)な構造を理解することが重要となってきます。

これまで、分子のダイナミクスの情報は、多数の分子が存在する試料を測定することによって得られていました。そこで単一分子そのものを定量的に測定するために、原子間力顕微鏡という装置を用いています。原子間力顕微鏡は、カンチレバーという非常に細い探針で試料表面を走査させる装置です。図に示すように、この探針を生体単一分子に押し付けや引張りを行うことで単一分子のみを引張ることによって、粘弾性、強さ、構造などの情報を得ることができます。

単分子2

旧URL:http://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/smfsInternet Archiveの保存記録


物理モデリング

元ページの日付:2016-08-08T05:25:38Z / 保存記録:2021年9月17日

一般形状をした粒子

粒子がドロドロした流体の中でブラウン運動を伴いながら流れる様子を調べています。これは、マイクロスケールの粒子や細胞などの運動の基礎的な振る舞いを知ることに役立ちます。

従来の解析では、軸対称な粒子あるいは、軸対称として粒子を近似して(a)にあるようなuベクトルのみの方向を扱っていました。

我々は、それに加えて、垂直なu1,u2,u33つのベクトルを考えることで任意の形状をした粒子がどのように振る舞うのか調べています。

特に、右手と左手のような性質のキラリティと流体力学の関係は研究対象として面白いです。これは、今までの軸対称の研究では出来なかったことです。

  [画像未復元:particle-300×295.png] 保存記録を確認


変形する粒子のマージネーション

流路内(血管内)で大きくて柔らかい赤血球は流路の中に、小さくて固い血小板は流路壁側に集まる傾向があります。血小板の止血作用などが役に立つには、血管壁近傍に存在する必要があるため、最もな振る舞いと考えられます。

そのモデルを液滴で表現しシミュレーションしました。小さくて固い血小板を模擬した粒子は壁に集まることが分かりました。

 [画像未復元:margination-300×130.png] 保存記録を確認


積層シミュレーション

粒子法(Smoothed Particle Hydrodynamics, SPH)を用いてノズルから出てくる流体を積層するシミュレーションを行っています。

Fused Deposition Method (FDM)と呼ばれる3Dプリンターの方式や食品をシリンジから押し出す際の振る舞いを調べるシミュレーションです。

[画像未復元:deposition-300×160.png] 保存記録を確認

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/%E7%89%A9%E7%90%86%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0Internet Archiveの保存記録


ようこそSWELのホームページヘ!!

元ページの日付:2020-05-07T03:38:47+00:00 / 保存記録:2020年5月14日


News

Posts Navigation
1 2 3 6 7 Next Page

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/Internet Archiveの保存記録


4Dプリンティング

元ページの日付:2020-09-01T17:19:14Z / 保存記録:2021年9月17日

[画像未復元:image-7-660×495.png] 保存記録を確認

 

※最近、古川が下記の解説を執筆しましたので参考にどうぞ。

「3Dプリンティングから4Dプリンティングへ -デジタルファブリケーションの新たな展開-」
(科学技術予測・政策基盤調査研究センター 客員研究官 古川 英光、特別研究員 蒲生 秀典)

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/4d-printingInternet Archiveの保存記録