旧大学サイト|活動記録 2021–2022年

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旧大学サイトに掲載されていた当時の記録です.原文を保存しており,現在の所属・募集・連絡先等とは異なる場合があります.

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【2020年12月13日】高分子未来塾の舞台裏

元記事の日付:Monday March 1st, 2021 / 元記事の投稿者:Reiko Kishi / 保存記録:2021年9月17日

[画像未復元:Miraijyuku_virtual_hall-2-678×381.png] 保存記録を確認

2020年12月13日に「高分子未来塾: ユース academia ゼミ」を開催しました。

古川先生が塾長を務める高分子未来塾のシンポジウム形式のイベントです。

選抜された高校生による研究発表、自宅でもできる化学実験、

若手技術者・研究者とのぶっちゃけトーク交流会などが行われました。

  • (イベントサイト)高分子未来塾: ユース academia ゼミ

  https://www.spsj.or.jp/event/youth/index.html


バーチャル会場

今回はコロナウイルス(COVID-19)の影響を考慮してオンライン開催とし、

各自が自宅や学校などからそれぞれバーチャル会場へアクセスし参加しました。


発信拠点は、古川先生の管理する日本科学未来館の

「知的やわらかものづくり革命」プロジェクト居室を事務局としてLIVE中継しました。


今回予算を奮発したバーチャル会場をご紹介します。

下記画像から非常にリッチな会場であることが伺えます。。。!

[画像未復元:Miraijyuku_virtual_hall-1-660×371.png] 保存記録を確認
実際は人が動いています
[画像未復元:Miraijyuku_virtual_booths-660×375.png] 保存記録を確認
展示会場入り口の様子
[画像未復元:fa8fa707fc6fd25a27a3fcbb22f93bd3-660×376.png] 保存記録を確認
「やわらかゲル」の展示ブースの様子(実際は下にスクロールできます)
[画像未復元:Miraijyuku_virtual_auditorium-660×371.png] 保存記録を確認
発表会場入り口の様子
[画像未復元:f65a0f027c421f8ea7f3b3bf313c9633-660×498.png] 保存記録を確認
発表会場の様子(「Join」ボタンをclickすると参加できます)


発表会場ではプログラムと時間が確認でき、定刻になるとZOOMに参加できる仕組みです。

バーチャル会場の提案から実行まで、寝ずに準備して下さったGalipon Josephine先生、

ありがとうございました!

研究発表会

研究発表会では選抜された高校生が口頭または動画での発表を行いました。

発表タイトルと参加高校の一覧

火薬と紙それぞれの種類によって線香花火の燃焼時間は変化するのか山形県立東桜学館高等学校
カゼインプラスチック大阪府立三国丘高等学校
原子を結合する力近畿大学附属和歌山高等学校
ハイブリッド紙の作成茨城キリスト教学園高等学校
環境中の細菌が放出する気体状の植物生育促進物質広島県立西条農業高等学校
Riceticをつくろう!山形県立東桜学館高等学校
おいしいパスタが食べたい!京都教育大学附属高等学校
安全な薬を目指して近畿大学附属和歌山高等学校
多孔質構造を有する生分解性プラスチック成形品の作製と物性評価山形県立米沢興譲館高等学校
宇宙空間での食事における幸福感~3Dフードプリンターで宇宙空間におけるストレスを軽減~広島県立西条農業高等学校
下剋上!エバンGELイオン山形県立鶴岡中央高等学校
ウイルス近畿大学附属和歌山高等学校


タイトルを見ているだけでもわくわくしてきます!

発表してくださった高校生の皆さん、ありがとうございました!

プログラム

当日は、研究発表の他にも内容盛りだくさんでした。

当日のプログラム

8:45On-line会場開場
9:00開会のあいさつ(会長 秋吉一成 京都大学)
塾長のあいさつ(塾長 古川英光 山形大学)
自己紹介(参加者全員)
9:30日本科学未来館の紹介(伊達雄亮、ジブリ エムデイ ナヒン イスラム、岸礼子)
高分子ってなに?(レンジャー 澤田敏樹 東京工業大学)
バーチャルカンファレンスシステム利用のための講習会(レンジャー ガリポン ジョセフィーヌ 慶應義塾大学)
10:30研究内容紹介ブース解放
11:25研究発表会(選抜高校生)
12:30Lunch Time
13:30実演実験(レンジャー 増田造 東京大学)
14:00新進気鋭若手研究者による講演(レンジャー 酒井崇匡 東京大学)
14:30Moving LABぶっちゃけトーク(レンジャーたち)
16:30優秀発表表彰



プログラムの午後、オンラインでの「実演実験」はどのように実現したのでしょうか?

高分子学会の高分子未来塾担当の中島由恵さんが各参加者に事前に実験セットを郵送し、

増田造先生の和やかな先導に習い実験が行われました。

内容はマジックペンのインク色素を分解する「クロマトグラフィー」を基礎とした実験です。

画面越しに結果を見せ合ったり自由で楽しい実験の時間となりました。

ペンやろ紙を変えたり独自に色々試した人もいました。

[画像未復元:img_ranger01.png] 保存記録を確認
実験イメージ(増田先生)※高分子未来塾Webサイトから引用



また、技術者や研究者、大学の先生で結成された未来塾レンジャーと、

高校生を始めとする参加者が少人数で対話ができる「ぶっちゃけトーク」の時間もありました。

これは、高分子未来塾の十八番なのです!

各トークルームに分かれて少人数で行われたので、参加者同士の距離もぐっと近づいたようでした。

実は、このぶっちゃけトークルームの振分けは、佐々木善浩先生が

人数や所属分布のバランスを見ながら「富岳」にも劣らぬ超高速回転でさばいていたのです!

※富岳 … 理化学研究所の京の後継となる、日本のスーパーコンピュータ


初のオンライン開催で、音声が聞こえない、ハウリングが起こる、など

「あるある」トラブルも発生しましたが、

自然と助け合いやフォローの場が生まれ絆の深まる会となりました。


これからも様々な形でカガクの魅力を発信し、その未来に科学者を目指してくれるような

素敵な機会や空間を生み出せるようなアウトリーチ活動に邁進していきます。

ご支援よろしくお願いいたします!



今回の記事作成は、高分子学会の中島由恵さんにもサポートを頂きました!

中島さんありがとうございました!

ーーー

旧URL:http://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/en/archives/1913Internet Archiveの保存記録


【告知】2021/05/21 未来館トークイベント

元記事の日付:Friday May 7th, 2021 / 元記事の投稿者:Reiko Kishi / 保存記録:2021年9月17日

[画像未復元:20210521_event_01-thumb-538xauto-10092-538×381.jpg] 保存記録を確認

2021年5月21日金曜日、午後7:00~8:00、古川英光先生、川上勝先生、小川純先生が

日本科学未来館のオンライントークイベントを行います。

 

Youtube Liveによる配信でどなたでも無料で視聴することができます。

詳細は未来館イベント告知ページをご覧ください。

https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202105211925.html

 

日本科学未来館の入居プロジェクトに採択された「知的やわらかものづくり革命」プロジェクトは

古川先生を研究代表者として2020年4月から活動が行われています。

今回のトークイベントは、このプロジェクトの紹介を目的としています。

 

動画はアーカイブ配信予定ですのでイベント後も視聴可能です(予定)。

また、リアルタイムの場合のみ、視聴者コメントを発信・閲覧しながら参加するができます。

周りで興味のありそうな人にも紹介してみてください。

よろしくお願いいたします。

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【告知】2021/06/16 未来館トークイベント

元記事の日付:Wednesday June 9th, 2021 / 元記事の投稿者:Reiko Kishi / 保存記録:2021年9月17日

2021年6月16日(水) 19:00~20:00、古川先生が日本科学未来館のオンラインイベントに登壇します。

〇未来館イベント告知ページ
 研究エリア公開ミーティング Vol.5「あなたが望む“触りごこち”、どうやったら実現する?」
 https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202106161980.html


今回は慶応義塾大学の南澤孝太先生との公開ミーティングです。
未来館イベントでの南澤先生との登壇は昨年も行っていますが、
好評につき第2回を開催することとなりました!

どなたでも無料で視聴することができます。
今回は【Zoomウェビナー】でライブ配信による形式となります。
★事前申し込みが必要です。お忘れなく!!★

南澤先生は、VRや触覚転送技術を用いて身体的な体験を共有する研究をしています。
古川先生とどのようなクロストークが繰り広げられるのでしょうか?
新しい技術やアイデアが生み出される瞬間を目の当たりにしてください!

下記URLより、昨年度の南澤先生と古川先生のイベントの情報やアーカイブ動画を見ることもできます。
未来館科学コミュニケータの伊達さんによる紹介記事もありますのでチェックしてみてください!

〇イベントアーカイブ
・研究エリア公開ミーティング Vol.3「”触りたい気持ち”をテクノロジーで満たすことはできるか?」
 https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202009191552.html

・未来館科学コミュニケータの紹介記事
 https://blog.miraikan.jst.go.jp/articles/20201030post-388.html


これからも応援よろしくお願いいたします!

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国立科学博物館の企画展にて川上准教授考案のタンパク質分子模型「川上モデル」が展示される

元記事の日付:2021年07月19日 / 元記事の投稿者:Reiko Kishi / 保存記録:2021年9月17日

2021年7月13日から10月3日まで、国立科学博物館にて、企画展「加速器-とてつもなく大きな実験施設で宇宙と物質と生命の謎に挑んでみた-」が開催されています。

展示では、高エネルギー加速器の実際のようすや発展の歴史、そして研究成果が実際に我々にどのように役に立っているのか、宇宙の謎、物質の謎、生命の謎をさぐる最先端研究例や、身近なところで利用されている研究成果例までわかりやすく紹介されています。

今回、この生命の謎をさぐる最先端研究の成果の例として、実際に加速器を用いてその立体構造が明らかにされたタンパク質の模型が展示されます。この模型の製作技術に、本学の川上准教授が考案した3Dプリンタを用いた手法が採択され、透明で美しい模型が多数展示されることになりました。

 

企画展名: 加速器-とてつもなく大きな実験施設で宇宙と物質と生命の謎に挑んでみた-

開催期間: 2021年7月13日(火)~ 10月3日(日)

開催場所: 国立科学博物館(東京・上野公園)

主  催: 国立科学博物館、高エネルギー加速器研究機構、日本原子力研究開発機構

 

詳細は下記URLをご確認ください。

https://www.kahaku.go.jp/event/2021/07accelerator/

 

  • 「川上モデル」について

生命現象の理解のためには、タンパク質の機能を知る必要があります。機能を理解するためには、タンパク質分子の立体構造を「正確に、深く」把握することが大切です。しかしタンパク質の構造は非常に複雑で、それを理解することは非常に困難です。

一方で、模型は、構造を深く理解するのに役立つ事は明らかで、古くから有機化学の教材等で用いられてきました。しかしタンパク質のような非常に複雑で入り組んだ構造の模型製作はこれまでほとんど行われていませんでした。

川上准教授は、フルカラー3D印刷技術を駆使し、全く新しい分子模型「川上モデル」を考案しました。

本技術は論文化、特許化、製品化され、すでに多くの研究者、研究施設、企業での利用が進んでいます。

 

kawakami-model
展示用に新たに製作された川上モデルの例[所蔵:高エネルギー加速器研究機構/製作:(株)スタジオミダス/技術監修:川上勝(山形大学)/写真提供:(株)スタジオミダス]

 

  • 企画展「加速器 -とてつもなく大きな実験施設で宇宙と物質と生命の謎に挑んでみた-」について

加速器とは、原子よりも小さな粒子を人工的に加速する施設で、物質の成り立ち、根源を調べたり、宇宙の起源を調べたり、物質の構造を詳しく調べたりするまた物質のさまざまな研究や分析をおこなうことができます。

今回開かれる企画展では、大型加速器施設の実際のようすや発展の歴史などが紹介されるとともに、加速器を用いた最先端研究の紹介、また身近なところで利用されている研究成果などがわかりやすく紹介されます。

加速器を利用した研究として、タンパク質の構造を詳しく調べるという分野があります。加速器から出される非常に強く、明るい光(放射光)を利用することで、それまで困難だったタンパク質の構造の解析が大いに進みました。その研究成果の紹介として、解明された複雑な構造を持つタンパク質の模型を展示することになり、監修者の一人である片岡幹雄 奈良先端科学技術大学院大学名誉教授、高エネルギー加速器研究機構ダイヤモンドフェローからの依頼を受けて、沢山のタンパク質の分子模型(川上モデル)が製作、展示されることになりました。

最新の3Dプリント技術によって、従来の方法では製作できなかった分子模型という製品の開発と普及が進みました。そして今回、博物館という場でそれが広く使われることによって、科学リテラシーの向上に貢献できることを期待します。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

旧URL:http://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/archives/2345Internet Archiveの保存記録


【報告】2021/10/9-10 日本科学未来館体験型イベント「体験しよう!やわらかい材料がひらく未来」

元記事の日付:2021年10月21日 / 元記事の投稿者:Reiko Kishi / 保存記録:2021年10月25日

2021年10月9日(土)~10(日)日本科学未来館でイベント「体験しよう!やわらかい材料がひらく未来」を開催しました。

イベント情報詳細:

 https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202110092157.html

(日本科学未来館イベントページ「体験しよう!やわらかい材料がひらく未来」)

 

主催は日本科学未来館と、山形大学古川英光先生が研究責任者を務める「知的やわらかものづくり革命」プロジェクト(通称:古川プロジェクト)です。今回は、やわらかものづくりを体験できるように、オンラインではないリアルの場のイベント、触ることができる体験にこだわりました(消毒・マスクの徹底はもちろん、緊急事態宣言期間を避けるため、実は二度の計画延期もありました)。

 

会場の様子
会場の様子

 

今回は年齢層ターゲットを絞らず、誰でも参加可能なイベントにしました(感染対策のため人数制限あり)。大人から子どもまで幅広い年齢層の方に楽しんでいただけました。

 

当日の様子
当日の様子

 

ここからは「展示の様子」「来場者のアイデア・ご意見」「協力頂いたメンバー」について紹介していきます。

 

1.展示の様子

大きく分けて7項目展示しました(ゲルクラゲ、アニマロイド、MORI-A、たんぱく質モデル/臓器モデル、GelPiPer、4DPrinting、インクジェット3D)。また、入口には展示内容を紹介する動画と、おなじみの「ゲルハチ公」がお出迎えしました。ここでは簡単に展示をご紹介します(詳しい展示内容は後日別ページにてご紹介します)。

 

 

①ゲルクラゲ

水の中でふわふわ泳いでいるのは、ゲルで出来たクラゲです(本物ではありません)。

 

②アニマロイド

白いハチ公、コマイヌ、フクロウ、…実は触ってみるとやわらかいんです。

 

③MORI-A

やわらかいブロックで、様々な形に変形します。発想次第で組み立てて色々なことができます。

 

④たんぱく質モデル/臓器モデル

コンピュータシミュレーションで見ていた世界をモデル化した「たんぱく質モデル」。原寸大・重さに仕上げた「臓器モデル」。

 

⑤GelPiPer

ゲルを造形する3Dプリンター。ゲルクラゲもGelPiPerでつくりました。

 

⑥4DPrinting

3Dゲルプリンターでつくったゲルが時間が経つにつれ形状が変化します。

 

⑦インクジェット3D

精密で流用が当たり前だったインクジェットヘッドを3Dプリンターでカスタマイズ可能に。

 

2.ご来場された方々のアイデア・意見

イベントでは展示の最後に問いボードというアイデア募集コーナーを設置しました。問いは「あなたの仕事や生活のどんな場面で知的やわらかものづくりが活かせそう?」です。2日間で非常に沢山のアイデア・ご意見を頂きました!一部をご紹介いたします。

問いボード
問いボードと頂いたアイデア(一部)
多くの方が出してくれたアイデア
パソコン/車/ベッドや椅子(体の状態に合わせて形状変化の機能)/まくら/やわらかい服・硬さが変わる服/虫や動物の模型… など

普段は硬くてあたりまえのものをやわらかくしたい、という他に、既にやわらかいものに機能を付るという発想をいただきました。需要が高そうです。

複数の方から頂いた意外なアイデア
宝石/ぬいぐるみ+機能(大事なものを中に入れる、手でモノを保持してくれる)/料理や果物の食べごろを教えてくれる(視覚的に、触覚的に)/カメラ・眼鏡のレンズ、度調整ができる/プール、湯船/靴下・ギプス(足を衝撃から守る)/人肌の柔らかさ保存(赤ちゃんのときのほっぺ、若い時の肌、加齢の変化を確認)… など

2人以上の方からあった意外に多かったアイデアです。こんなことできるのかなという想像しながら考えてくださったのだと感じました。機能を追加する発想のほかに、やわらかさ度合いを活用する意見もみられます。

斬新なアイデア
刃物、切りたいときだけかたくなる/音もなく動くアクチュエータ/MORI-Aで臓器模型をつくる/ビル、家。地震に強くする/窓。台風や地震で窓が割れないようにする/柔らかいラジコン(芋虫や生きものをモチーフ)/つなぎ目の無い人形/けが防止の床や壁(普段はかたく、衝撃時にやわらかくなる)/衝撃に強いサーフボード(ぶつかってもいたくない、壊れない、浮く)…. など

普段感じている課題からゲルに繋げていただいたのだと感じました。色々な場所でやわらかものづくりの力を引き出せそうです。

とてもユニークなアイデア
雑草/火/太陽/宇宙の模型… など

まさに天才たちの発想です!数十年後、数百年後の未来が見えているのかもしれません。
ここに取り上げたのは一部ですが、本当に沢山アイデア・ご意見を頂きました。絵で伝えて下さる方もたくさんいました。もっと皆さんの考えが知りたいと思いました。次回は対話できるような取り組みも考えたいと思います。

 

3.協力頂いたメンバー

山形大学メンバーからは、古川研究室の先生方の他に、臼井昭子先生、平林純先生、大塚秀雄先生も本イベントにご協力いただきました。また、日本科学未来館の鶴ケ崎勝さん、伊達雄亮さん、廣瀬 晶久さんとも一緒に作り上げていきました。皆さんイベント実施のプロの方々で、大変豪華なメンバーでイベントを実施することができました。ありがとうございました!

 

 

withコロナの時代にも関わらずイベントを無事成功に収めることができました。感染対策徹底のため、人数制限があり、イベント告知期間も短い中でしたが、ご来場いただいた方、できなかった方、今後も活動を続けて参ります。次回以降もどうぞご期待ください!

 

 

 

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/archives/2405Internet Archiveの保存記録


展示内容紹介「体験しよう!やわらかい材料がひらく未来」

元記事の日付:2021年10月25日 / 元記事の投稿者:Reiko Kishi / 保存記録:2021年10月25日

 

2021年10月9日(土)~10(日)日本科学未来館でイベント「体験しよう!やわらかい材料がひらく未来」を開催しました。そこで紹介した研究内容をこちらでも紹介いたします。

 

もくじ

 

 

1.ゲルクラゲ

ゲルクラゲ
ゲルでつくったクラゲ
生命はやわらかい!
私たちのカラダは骨、筋肉、内臓、皮膚...硬さは違えどもすべて、しなったり、伸びたり、やわらかさをもっています。実は、サカナやクラゲは、やわらかいカラダだけあれば、意識がなくとも水の流れに身を委ねて泳ぐことができます。ゲルにクラゲのカラダを与えてやれば、本物のクラゲと見間違う生命感のある動きを生みだせるかもしれません。皆さんは、ゲルクラゲのゆらゆらと揺らめく様を眺めて、生命を感じるでしょうか?

 

  • 動画

 

2.アニマロイド

やわらかさで共感する!
やわらかいモノにふれると親しみを覚えるませんか? 温もりを感じると生物らしさを感じませんか?硬かい印象をもつ銅像でも、本物の犬のようにやわらかければ、受ける印象はガラッと変わります。やわらかアニマロイドは柔らかさをキーに、人と大切なパートナーになるためのコミュニケーション要素を探っています。『ゲルハチ』と接してみると、嬉しくて吠えたり、涙を流したり、触ると温かったりと、まるで本物の犬のように体感することができるでしょう。

 

  • 動画 アニマロイド

 

  • 紹介資料(PDF)

http://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/123b76d0c29665ca9c5c8d2f35931675.pdf

 

3.MORI-A(モリア)

やわらかいカタチを創る!
積み木やレゴブロックを組み合わせて、自分だけの壮大な構造物を作った経験はあるかもしれません。では、風船のように萎んだり、膨らんだりするモノを組み合わせた経験はあるでしょうか。もし、風船のように形が変わってしまうモノを組み合わせて、その動きまで想像して、狙った構造物を作るのは至難の業です。やわらかブロックは空気を抜くとを曲がる性質をもっています。やわらかブロック同士を組み合わせると予想がつかない変形が起こり、これまでにない構造物を作り出せるかもしれません。

 

  • 動画 MORI-A

 

  • 資料(PDF)

http://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/a51d45d9ec6129baa8beae91867e78c3.pdf

 

4.たんぱく質モデル/臓器モデル

ちいさなカタチにふれる!
生命は細胞が集まって、カタチを成すことで生物として存在しています。細胞の多くの部分は、水とタンパク質で構成されており、特にタンパク質は緻密な分子構造がデザインされています。今ではコンピュータ上で誰でも、分子の構造について学ぶことができます。しかし、もし手に乗せて実感として、その構造を目の当たりにすることができたら、また違う側面が見えてくることでしょう。川上モデルは3Dプリンタを駆使して作製された手のひらサイズの分子構造で、どの構造が繋がっているを理解することができます。

 

  • 動画 川上モデル

 

  • 動画 ヘモグロビンモデル組み立て方

 

  • 動画 「3Dプリンターで造られた肝臓臓器模型」

 

5.GelPiPer(3Dゲルプリンター)

カタチあるゲルを生みだす!
自然界にごく普通に存在し、食品でもよくみかけるありふれたゲルですが、「ゲルで、何ができるだろう」を想像する時、私たちはゲルのもつ多くの魅力を語れないことがわかります。ゲルパイパーは水道の蛇口をひねると水が流れるかのごとく、だれもがカタチをもつゲルを創りだせる装置です。日常の中でより近くゲルを感じることで、多くの気づきやアイデアの「!」が生まれると信じています。

 

  • 動画 「古川先生からのメッセージ」

 

  • 動画 「GelPiPer」

 

  • 資料(PDF)

http://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2021/10/GelPiPe.pdf

  • ウェブサイト GelPiPerホームページ

https://gelpiper.cc/

 

6.4D Printing

うつろいゆくカラダを創る!
ゲルでできているカラダは水を吸収します。水をカラダにため込んでいくと、次第にそのカラダは膨潤し、どんどん大きくなっていきます。それでは、ゲルプリンターを使って、カラダに至る所に「薄い」「厚い」「かたい」「やわらかい」を散りばめてあげるとどうなるでしょうか? 実は曲がったり、あるいはちぎれたりと徐々にカタチが変わっていきます。これを4Dプリンティングと呼びますが、変形後の姿を予想しながらカタチを創る技術です。あなたならどんな4Dプリンティングをしてみたいでしょうか、想像してみましょう。

 

  • 動画

 

7.インクジェット3D

誰でもできる用途要件・塗布材料に合わせた「カスタマイズIJ プリントヘッド」作り
プリンターで紙に文字や写真を印刷する手法の一つとして、インクジェット(IJ)技術があります。IJ技術は、可食インクでケーキなどの食品に写真を印刷したり、布一面に模様を印刷したり、精密機器の製造過程に使われたり様々な応用がされています。
しかし、インクを物体に高精細に塗りつける部分である「IJプリントヘッド」は精密な構造をしていて、1個当たりのコストが高く、工場で大量生産することでコストを下げています。そのため、需要が限られた専門性の高い分野では、IJ プリントヘッドが専用に造られることはなく、既存のIJプリントヘッドを流用することが当たり前とされていました。
その結果、IJの技術開発はIJプリントヘッドを基準にして行われていき、様々な特性を持つインク※はそれに合わせる必要がありました。具体的には、IJプリントヘッドが十分に機能できるように、インクの粘り気や混ぜる溶質の種類・割合などを調整したり限定したりしていました(※ここでインクとは、カラーインクだけでなく、可食インクや、調味料、電気を通すことを可能にするなどの特徴のある材料を混ぜた機能性インクなどを含む、IJ技術に用いるための液体を指す)。
そこで、IJ プリントヘッドにインクの特性を合わせるのではなく、本来大量生産型で精密なIJプリントヘッドを、3Dプリンターを活用し1個から自由に設計して作ることができる「カスタマイズIJプリントヘッド」を提案します。インクの特性に合わせてカスタマイズすることも可能になります。
※詳細は、Conference on 4D and Functional Fabrication 2021(4DFF2021)でも発表予定

次回もご期待ください!

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/archives/2491Internet Archiveの保存記録


【お知らせ】1/27の報道ステーションで3Dフードプリンターが取り上げられます

元記事の日付:2022年01月26日 / 元記事の投稿者:Reiko Kishi / 保存記録:2022年1月28日

お知らせです。


2022年1月27日(木)21:54〜放送の、テレビ朝日系列番組「報道ステーション」で、山形大学ソフト&ウェットマター工学研究室の川上勝先生が研究を進めている3Dフードプリンターが取り上げられます。SDGsに関連した特集コーナー「未来をここからプロジェクト」の中で放映されるようです。お見逃しなく!

 

今後とも応援よろしくお願いいたします!

 

 

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/archives/2618Internet Archiveの保存記録


山大ロボコンに出場しました(2022/02/04)

元記事の日付:2022年02月09日 / 元記事の投稿者:Reiko Kishi / 保存記録:2022年2月28日

2022年2月4日に、山形大学次世代ロボットデザインセンター主催の、第11回学生ロボティクス・メカトロニクスコンテスト(通称:山大ロボコン)が実施されました。

SWELから3年生が出場、チーム名は「イモプロ」!また、昨年夏にフードロボコンに参加したシステム創成工学科チャレンジコースの1年生も「芋煮ロボ」チームとして出場しました!

 

【プログラム】

10:00 開会式

10:15 FUN-KEY

10:22 チーム万字

10:29 安原研究室

10:36 人工筋肉研究班

10:43 ロボタスB

10:50 芋煮ロボ

10:57 多田隈研究室チームB

11:04 チーム太鼓判

11:11 水戸部研究ペットボトル班

11:18 ポテチ班

11:25 鶴岡高専 和田研究室

11:32 ロボタスA

11:39 イモプロ

11:46 得点集計

11:56 閉会式

 

山大ロボコンのルールはこちら。

持ち時間7分(発表4分、質疑応答2分、交代1分)

採点基準(各5点満点)

1.アイデアの面白さ

2.技術的な工夫のすばらしさ

3.実演の完成度・充実度

4.発表のわかりやすさ

審査員3名の合計点数(60点満点)から賞を決定

観戦者や一部の出場者はオンラインで接続し、披露する形式をとりました。

 

芋煮ロボコン

さて、お気づきの方もいらっしゃるかとおもいますが、先ほど紹介した2つのチーム名どちらにも「イモ/芋」というキーワードがあります。実は、これらのチームは山形の郷土料理「芋煮」をロボットで扱う試みをしているのです。

芋煮のイモは箸でもつるつる滑りますが、学生さんたちはどのような工夫をしているのでしょうか。

(他に、鶴岡高専和田研究室チームも芋煮に挑戦しています!芋煮ロボブーム到来?!)

 

 

「芋煮ロボ」チーム

緊張感が漂う待ち時間・・・

 

発表開始

斬新な設計!

 

吉田一也先生も見守ります

 

実演中

芋煮提供ロボットの実現につながりそう!

今後に期待が高まります!

 

 

 

チーム「イモプロ」

他のチームを見て焦りつつも発表を繰り返して待機・・・!

 

タイトルすばらしい

背景もしっかり考えています。

ラベリングした芋煮の画像を用意!

 

実演中

芋が滑らずつかめてる!

おいしいかどうか確かめます

うまい!

 

なんと優勝してしまいました!

やりましたね!

 

 

強者ぞろいのロボコンでした!ここではSWELに関わるチームのみの詳細をお伝えしましたが、ロボコン全体の詳細は次世代ロボットデザインセンターのサイトもぜひご覧ください。

次世代ロボットデザインセンター山大ロボコン

 

今後も応援よろしくお願いいたします!

 

 

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/archives/2718Internet Archiveの保存記録


未来館で開催される特別展「きみとロボット」にアニマロイドなどが展示されます(2022/3/18~8/31)

元記事の日付:2022年03月15日 / 元記事の投稿者:Reiko Kishi / 保存記録:2022年5月15日

日本科学未来館で開催される特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」に、SWELの「ゲルハチ公」や「やわらかアニマロイド」が展示されます。ぜひご来場ください!

特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」
会期:2022年3月18日(金)~8月31日(水)
会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン

イベントサイト:https://kimirobo.exhibit.jp/

 

ゲルハチロイド

アニマロイド(コマイヌ)

アニマロイド(フクロウ)

ゲルハチ公

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/archives/2791Internet Archiveの保存記録


SWELで博士を取るとこんなにいいことあるよ!

元記事の日付:2022年05月05日 / 元記事の投稿者:Hidemitsu_Furukawa / 保存記録:2022年5月5日

 

2022年5月3日(火)の連休の初日に上記のような発信をTwitterやFacebookでしたら、とても反響がありました! 下記が投稿後、20時間の時点での数値になります。

何と20時間で10万インプレッション! Twitterだけで10万人の眼に入った可能性があります。そして、Facebookでは、下記のようなアドバイスもいただきました。

『(古川)先生、「うちに博士課程の学生がいない」という叫びではなく、「君たち、博士を取っておいたほうがこんなにいいことあるよ」のアピールが大事だと思います』

確かにその通りだと思いました。これまでSWELから6名の博士を出していますので、そのことをアピールしないともったいないです。

そこで、SWELで工学博士を取得したみなさんから「君たち、SWELで博士を取るとこんなにいいことあるよ」というメッセージをいただき、こちらにご紹介することにしたいと思います。ご本人たちの声を参考にしていただけましたら幸いです。

メッセージ1(2022年5月5日にSWEL Facebookに投稿していただいたものの転載です)

私は、学部卒で民間企業に就職し大学の技術職員に転職しました。その時に自分のキャリアを考えた時に古川先生に出会いSWELで人生の転機に。社会人学生として修士、博士と進み今は高専教員となっています。SWELでは国プロ、企業共同研究、知財、学会、論文投稿と先端の学術経験を得て、研究者としての意識が固まった時期でした。大規模なラボのSWELでの活動は幅広く、小学生への出前授業からメーカー並みの展示会、コンソーシアムやシンポジウム運営など多岐にわたります。そこでは社会人力や協働力が養われます。SWEL内は企業の様に各プロジェクト毎で仕事が進みます。大学とは思えないクリエイティブな環境での研究と仕事は私を成長させてくれた良い環境でした。SWELは学術と技術と教育と人を結びつける素晴らしい場所です。SWELは博士課程進学には最高な環境です!

(追記)『言いたいこと言えたか、ですが、一般的なD進のイメージは、研究で潰れるとか、ドクター取得者は社会的に使えないとか良いイメージは無いと思います。しかしSWELはプロジェクト管理ですのでチームワークが良いですし、各分野のスペシャリストが居るので研究もスムーズに進みます。研究以外に、SWEL運営に参画することで多様な経験ができるので必ず成長できますし。先生の指導とビジョンが伝わりメンバーの意識が高いからこそできるSWELの活動だと思います。

旧URL:http://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/archives/2812Internet Archiveの保存記録


博士後期課程に進学して良かったと思うこと

元記事の日付:2022年05月08日 / 元記事の投稿者:Hidemitsu_Furukawa / 保存記録:2022年5月8日

博士後期課程に進学して良かったと思うこと

SWELの社会人ドクターとして博士(工学)を取得された卒業生が、これからSWELの博士後期課程を目指す人向けにメッセージを書いてくださいました。あくまで個人的な感想とのことですが、参考にしていただけましたら幸いです。

 

1.自分の将来の可能性を広げることができる(自分の市場価値を高めることができる)

一般企業で研究職として働いていますが、博士の学位があるおかげで仕事の幅が広がるのを感じます。企業の研究職には修士卒の人が多い中で、博士の学位には希少価値があり、その価値は年を重ねるほど大きくなっているのを感じます。これまで色々な企業の研究職の方とお会いする機会がありましたが、研究所の所長さんや偉い方々は博士の学位を持っている方が大変多いです。

大学の先生や教授を目指す方にとってはもちろん博士の学位は必須ですが、企業でも博士の学位は大きな価値になります。

 

2.人生の中で博士課程はとっても素晴らしい経験

社会に出てからの実用的な価値も博士の大きな魅力ですが、やはり博士にはPricelessの価値があると思います。言葉で説明するのは難しいのでぜひ体験してほしいところですが、博士後期課程の3年間の経験は宝物です。

指導教授のおかげで純粋に3年間とても楽しかったです。研究のディスカッションでは、自分では気づけない視点をもらえて学びの楽しさを感じます。研究を形にして論文がアクセプトされると、大変嬉しいです。

 

3.気付いたらスキルが身についている

博士の学位を取るためには、論文を書かなければいけません。論文を書くためには、実験の組み立て、トライ&エラーの繰り返し、データの処理・解析、論理的な思考、統計学の知識、論文英語など沢山のスキルが必要となります。そのため、論文を書こうとすると、これらのスキルを勉強せざるを得ない状況になります。やっている当時は、これらのスキルを身につけようと思ってやっているわけではなく、必要なことを必要なときに自然に勉強している感じでした。しかし、今考えると、やらざるを得ない状況に追い込まれ、目の前のことに一生懸命取り組んでいると、気付いたときには自然にスキルアップしています。

進学せず独学で一つ一つ勉強して、自分一人でこうしたスキルを全て身につけるのは大変難しいと思います。では、なぜ博士課程に進学するとスキルを身につけることができるのか、それは指導教授が温かく見守りながら大変貴重な指導をしてくれるからです。ここに博士課程の教育を受ける素晴らしさを改めて感じます。

 

4.最後に

修士のときは、博士課程は才能に恵まれた選ばれし人がいくようなイメージで、憧れはあっても自分とは遠い世界に感じていました。私は残念ながらできが悪い方でしたので、博士課程に進学する前は、研究で結果を出せるのだろうか、論文を書けるのだろうか、学位はほしいけれど自分にやっていけるのだろうかと不安がいっぱいでした。それでも、周りの皆さまのお力添えのおかげで、私でも無事に学位をとることができました。

 

(以上)

旧URL:https://swel.yz.yamagata-u.ac.jp/wp/archives/2828Internet Archiveの保存記録