今日は、宮城県地域医療学会のランチョンセミナーで「3Dフードプリンター技術と介護食の未来:新たな食感と栄養のデザイン」について講演しました(2024年11月3日、メトロポリタン仙台)。宮城県医師会の佐藤和宏会長を座長に迎え、地域医療に携わる方々から貴重なご意見をいただきました。講演を通じて、3Dフードプリンター技術が地域医療や災害時の食の提供にどのように役立つかについて提案し、「宣伝ばかりではなく、実際に社会実装を進めることの重要性」を改めて感じました。

特に、災害時にはローリングストックの長期保存を活かした食事提供が不可欠であり、3Dフードプリンターがその役割を担える可能性に大きな期待が寄せられました。また、地球規模で深刻化する人口増加や気候変動による食糧危機に対しては、未利用の食品を無駄なく活用し「フードロスゼロ」を目指すことで、食糧問題の解決に貢献できると考えています。
さらに、XR技術や食感解析AIを組み合わせることで、個々の食体験を大幅に向上させ、Quality of Life(QoL)の向上にも寄与できると期待しています。この学びを活かし、来週以降の講演でも「3Dプリンター技術と地域医療、地域産業、インバウンド拡大、そして地球規模の課題解決」に向けて、さらに掘り下げた内容をお届けしたいと思います。
限られた講演時間の中でお話しできるテーマは限られていますが、省人化や持続可能性への貢献、4Dものづくりとの応用可能性など、日本だからこそ先進的に取り組むべき課題が多く含まれています。あれもこれもと話したい気持ちをぐっと抑え、その場に一番価値が生まれるテーマを選び提供しようと心掛けています。個々人が共感できる未来のビジョンを描くことこそが大切だと思うからです。
今後も、地域社会と世界に貢献できる技術として、3Dプリンティングの可能性を追求し続けてまいります。引き続き、ご支援とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
