鶴岡工業高校生が研究室に滞在しました

鶴岡工業高校生が研究室に滞在しSWELの研究活動を体験しました(2023年7月26~28日)。

古川研究室(SWEL)は高大連携活動に関する独自の取り組みを行っており、毎年、鶴岡工業高校から有志の高校生数名が夏休みを利用して研究室訪問をしてくれています。今年は6名の高校生が2泊3日のスケジュールで研究室に滞在しました。

高校生には、Gel Biter(ゲルバイター)が解析したデータをどう読み取るかというハイレベルな課題に挑戦してもらいました。Gel Biterとは、歯形のヴィジュアルが特徴的なSWELが開発したマシンです。クッキーや麺といった食べ物のかたさの違いを認識したり、その歯で噛んだ物質を推定したり分類したりする機能があります。

高校生の皆さんは、はじめに計測してみたい形を考えスケッチしました。続いてスケッチをもとに3Dモデリングソフトウェアで型をつくり印刷、出来た型にシリコンを流し込み、固まった造形物をGel Biterに噛ませて計測&解析です。

Gel Biterが解析したデータから何を読み取り、どんなことが言えるのか、について考えるのがこの研修のメインです。

データの読み取りでは、高校生の皆さんは、こちらが驚くような考察と発表をしてくれて、6名全員にソフトマシン技術賞(小川賞)が授与されました!

山形大学、SWEL、そして大学で研究するということに興味をもってくれてありがとうございました。

また遊びにきてくださいね。

*写真は高校生の皆さんの許可を得て掲載しています。